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Text File  |  1994-11-02  |  14KB  |  210 lines

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  6. Textology Ver.1.2
  7. 1994.11.2
  8. 新居 雅行
  9. Masayuki Nii/Locus Co.
  10.  
  11. ●Textologyについて
  12. このソフトの主な用途は、MS-DOS形式のテキストファイルと、マック形式のテキストファイル間の変換です。MS-DOSとマックでは改行コードの形式が異なりますが、その変換を行ないます。システム付属のApple File Exchangeでも行なえますが、Textologyは、System 7のドラッグ&ドロップを利用して、手軽にファイル変換を行なえ、ほかにいくつかのオプション設定ができるのが特徴です。
  13.  
  14. ●お願い
  15. 1.    このソフトはシェアウエアです。試用は認めますが、利用された場合あるいはされる場合は、規定のシェアウエア料金をお支払いください。
  16. 2.    配付に関しては、一般的なシェアウエアのマナーに従ってお願いします。ネットワークへの転載の場合、転送先をご連絡ください。
  17. 3.    このソフトを使用することによる損害などについては、作者は責任をおいかねますのでご了承ください。
  18.  
  19. ●使用環境
  20. Macintoshで利用できます。なるべくSystem 7でご利用ください。漢字Talk7.1でももちろん利用できます。
  21. System 6上でもソフトは利用できますが、ドラッグ&ドロップによる変換処理ができなくなるなど、制限があります。
  22.  
  23. ●使用方法
  24. テキストファイルをTextologyのアイコンの上にドラッグしてください。元がマックのテキストファイルなら、CRコードをCR&LFに変換し、新しいファイルを作成して変換結果を保存します。つまり、マックのテキストファイルをMS-DOSのテキストファイルに変換するわけです。逆に、MS-DOSのテキストファイルをマックのテキストファイルに変換することもできます。
  25.  
  26. PC-ExchangeやDOS Mounterなど、MS-DOSのディスクをマックのデスクトップ上にマウントできるユーティリティを使えば、変換したファイルをそのままMS-DOSのディスクに保存することもできます。
  27.  
  28. 変換した結果のファイル名などを指定することができます。Textologyをダブルクリックして起動し、「ファイル」メニューの「変換設定」を選択して表示されるダイアログボックスで設定します。また、変換したファイルのクリエイタやファイルの置き場所も同様に指定できます。
  29.  
  30. 「ファイル」メニューの「フィルタリング」を選択すると、1バイト文字、あるいは指定した2バイト文字に対するフィルター設定が行なえます。
  31.  
  32. Textologyを起動していない状態でドラッグ&ドロップすると、変換を行なった後自動的に終了します。Textologyをダブルクリックして起動した状態でドラッグ&ドロップした場合、終了せずにそのまま起動したままです。
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  34. ●設定の変更ダイアログ
  35. 「ファイル」メニューの「変換設定」により、次のようなダイアログボックスが表示されます。
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  56. 「変換したファイルファイル名」の枠は、変換結果を保存するファイルのファイル名についての設定です。「変換時にファイル名を指定する」では、ファイル保存の標準ダイアログを表示して、ファイル名の入力を行なえるようにしています。「MS-DOSのファイル名に変換」は、少々強引な方法で、8文字のファイル名+3文字の拡張子にファイル名を丸めます。これについては、常に良い結果がでるとは限りませんので、十分にチェックして使ってみてください。
  57.  
  58. 「変換したファイルのクリエイタ」の枠は、変換結果を保存しているファイルのクリエイタを指定します。変換ファイルのタイプはもちろん「TEXT」です。クリエイタを指定する場合、文字枠に入力しても構わないのですが、「ファイルより取得」ボタンを押せば、ダイアログボックスが表示されますので、ファイルを指定するとそのファイルに付けられているクリエイタを文字枠に入力します。
  59.  
  60. 「変換したファイルの保存先」は、変換結果を保存するファイルを作るフォルダを指定します。特定のフォルダに保存したい場合、「フォルダ選択」ボタンを押して、表示されるダイアログボックスでフォルダを指定してください。(ただし、System6ではフォルダ選択ができません。)「マウントしてあるMS-DOSディスク」は、例えばPC Exchangeを組み込んだ状態で、MS-DOSのディスクをドライブに挿入しておくと、そのディスクに変換結果を書き込みます。DOSのディスクがない場合は、元ファイルと同じフォルダに作成します。「ファイルが既に存在するときの確認」をオフにすると、変換ファイルと同じ名前のファイルがすでにある場合、確認せずに上書きしてしまいます。
  61.  
  62. Optionキーを押しながら変換すると、この変換設定のダイアログが表示され、そこで設定を変更後に変換処理を行ないます。例えば、Optionキーを押しながらドラッグ&ドロップを行なうと、設定を指定後に変換を行ないます。設定を一時的に変更するボタンもあります。
  63.  
  64. 「変換処理」の枠は、テキスト変換のときのオプション設定です。MS-DOSとマックのテキスト形式を変換するときには、必ず「CR&LFとCRを相互変換」のチェックボックスをオンにしてください。「ログファイルを作成する」のチェックを入れておけば、Textologyと同じフォルダに変換したファイルやエラーのログファイルを作成します。「End of FIleを付ける」は、MS-DOS形式のテキストファイルに変換したときに、ファイルの末尾にOEF(0x1A)を最後に付けます。一部のソフトで、このコードを利用してファイルの最後を判別している場合があることで、通常は不要です。「データの最後は改行」のチェックボックスは、テキストデータの最後が必ず改行になるようにします。元々、最後が改行であればそのままですが、改行でない場合には、改行を追加します。
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  66. 「ファイル」メニューの「フィルタリング」により、次のようなダイアログボックスが表示されます。
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  86. 1バイト文字については、文字が一覧表示されています。文字が書かれた枠をクリックすると反転、および通常の状態が切り替わります。反転状態の文字は変換時に取り除かれます。2バイト文字については、テキストボックスに取り除きたい文字を入力して下さい。1バイト文字を入力しても自動的に削除します。複数の文字を入力してもかまいません。そのときは、各文字を取り除きます。例えばテキストボックスに「●■」と入力すると、データから●ないしは■があれば取り除きます。フィルタが行われるように設定したときには、「ファイル」メニューの「フィルタリング」の項目にチェックマークがつきます。
  87.  
  88. いずれの設定ダイアログも、System7ではムーバブルモーダルダイアログボックスです。設定を変更している途中にFinderに切り替え、Textologyのアイコンにテキストファイルをドラッグして変換することもできます。このとき、ダイアログボックスで現在設定されている内容で変換処理を行ないます。一時的に設定を切り替える場合はダイアログを表示したまま変換できるわけです。
  89.  
  90. ●いろいろな変換方法
  91. 複数のファイルをまとめて変換するときには、ファイルをまとめて選択し、Textologyのアイコンにドラッグ&ドロップするのが便利です。
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  93. テキストファイルをTextologyにドラッグ&ドロップするとき、optionキーを押したままにしておくと、保存ファイルの変更を行うダイアログボックスが表示されます。このとき、変更した設定を記録することだけでなく、今回のみこの設定で変換を行う「今だけ」ボタンが出てきます。
  94.  
  95. 設定のダイアログボックスで設定を変更し、そのままFinderに切り替えてTextologyのアイコンにドラッグしてください。すると、設定を行ってOKを押さなくても変更した設定での変換が行われます。
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  97. ●その他
  98. 変換したファイルのファイル名や日付などをログファイルに記録します。ログはTextologyと同じフォルダに作られます。ファイル名が「Textology Log」のTeachTextファイルを作りますが、ファイル名や使用アプリケーションを変更したい場合、ResEditを利用してTextologyのSTR#リソースID=1000を変更してください。
  99.  
  100. 変換中にCommand+. を押せば、変換処理がキャンセルされます。
  101.  
  102. 英語システム上では、ダイアログボックスは英語で表示されます。
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  104. このドキュメントは日本語版のTeachTextで見てください。英語版だと改行の間隔が違うので、画面ショットと文章が重なることがあります。
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  106. 設定はTextologyのアプリケーションファイルそのものに記録されます。「初期設定」フォルダなどにファイルを作って記録するタイプではありません。
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  108. ●バージョンアップの項目
  109. Ver.1.0→Ver.1.1
  110. ・コンバートに要する時間が半分以下になりました。
  111. ・フィルタ文字に2バイト文字も指定できるようになりました。
  112. ・フィルタをかける文字が設定されていれば、「ファイル」メニューの「フィルタリング」の項目の前に、マークが付きます。
  113. ・ログファイルを作成するかどうかを設定するチェックボックスを、「変換設定」のダイアログボックスに増やしました。
  114. ・ネットワークボリュームの自動マウントに対応しました。例えば、保存するボリュームにネットワーク上のボリュームを選択することができます。そのボリュームがマウントされていなければ、基本的には自動的にマウントされるはずです。そのとき、ユーザー名やパスワードを要求することもあるでしょう。ともかく、保存するボリュームのエイリアスをTextologyが記憶しているわけで、フォルダが見つからないときにエイリアスのオリジナルを探す処理を組み込んでいます。この機能はフロッピーでも効きます。保存するフォルダをフロッピーのフォルダにしておけば、そのフロッピーを差し込むように要求します。ただし、もし、なんらかの理由でフォルダが見つからない場合には、エラーが出ますが、エラーがいくつも出ることがあります。
  115. ・MS-DOSのテキストに変換するときに、End of File(0x1A)のコードをファイルの末尾に付加するオプションを付けました。
  116. ・保存するフォルダの文字列を9ポイントにし、それでも長くて表示しきれないときには、パス名の途中を省略するようにしました。
  117. ・チェックボックスが増えたので、ダイアログボックスの内容をいくらか並べ直しました。
  118. ・フィルタ設定ダイアログで、デフォルトキーなどのキーボードショートカットが使えなかったのを修正しました。
  119. ・MS-DOSに適合したファイル名を作るルーチンで、2バイトの扱いにミスがあったのを修正しました。
  120.  
  121. Ver.1.1→Ver.1.1.1
  122. ・ファイルの最後を必ず改行にするというオプションを増やしました。
  123. ・海外のユーザーからのユーザー登録が1人もなかったので、英語のドキュメントをつけるのをやめると同時に、アップロードも国内のパソコン通信だけにすることにしました。
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  125. Ver.1.1.1→Ver.1.1.2
  126. ・ある条件で、保存できないフォルダが出てくるバグを修正しました。
  127. ・DOSのファイル名を作成する処理で、化ける文字を含んだテキストを作成し、変なファイル名になるバグを修正しました。(Ver.1.1で修正が正しく行われていませんでした。)
  128. ・PowerTalk上でメールボックスをフロッピーディスクと誤って判断するバグを修正しました。
  129.  
  130. Ver.1.1.2→Ver.1.1.3
  131. ・変換後の最後の1バイトが欠ける場合があるバグを修正しました。
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  133. Ver.1.1.3→Ver.1.2
  134. ・PowerPC完全対応しました。アプリケーションは1つのファイルでPowerPCおよび68000シリーズの両方で利用できるFAT Binary形式です。
  135. ・ログファイルに作成する文字のスペルミスを修正しました。
  136. ・バッファサイズを広げて、より高速に変換できるようにしました。
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  138. ●シェアウエアコンセプト
  139. Textology Ver.1は、1993年1月にシェアウエアとしてリリースしました。シェアウエア料金を払っていただいた方は正式ユーザーとして登録させていただいています。登録ユーザー様には、フォーラムのライブラリなどにアップロードしていない、細かいバージョンアップ版を電子メールなどで配付しています。また、ユーザー向けの情報誌を作成して配付しています。登録ユーザーの方々で以前に配付した情報誌が欲しい方には差し上げるので、リクエストをメールでください。
  140.  
  141. ソフトウエア開発には費用がかかります。例えば、開発ツールのソフトウエアはもちろんですが、Inside Macintoshを始めとして膨大なドキュメントを入手する必要もあります。少なくとも、これらドキュメントやツールの足しになるくらいは回収したいという希望があり、シェアウエアにしました。ご理解下さるようお願いします。くしくも(笑)、TextologyとClipFilerのシェアウエア収入で、開発関連のドキュメント代くらいになっています。
  142.  
  143. ●転載や掲載について
  144. 一般的なフリーウエアあるいはシェアウエアの扱いに準じる範囲であれば、転載や掲載は許可します。パソコン通信サービスのライブラリへの登録の場合は、転載先をメールなどで知らせていただければ事後でもかまいません。
  145. 雑誌、CD-ROM、書籍などへのこのファイルそのものの掲載は、掲載誌など掲載媒体をご提供いただければ許可します。掲載することを知らせていただき、掲載紙などを送っていただければそれでけっこうです。
  146. 雑誌などで紹介していただいた場合には、できれば掲載紙を送って下さい。あるいは不可能であれば、紹介したことだけでも知らせていただければと存じます。
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  148. ●シェアウエア代金のお支払いについて
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  150. シェアウエア代金は、3000円とします。以下のいずれかの方法でお支払いください。以前のバージョンでお支払いいただいた場合には、追加でお支払いいただく必要はありませんので、そのまま登録ユーザーとしてご使用してください。
  151.  
  152. ■金融機関を利用した支払方法
  153. 郵便振替、あるいは銀行口座に3000円をお振り込みください。振込手数料は申し訳ありませんが、ご負担してください。連絡先は、住所だけでなく可能なかぎり、パソコン通信のIDなどもお知らせください。
  154.  
  155.   郵便振替    00130-0-152761(名義:新居雅行)
  156.  
  157. 通信欄に「Textology Ver.1.12」の送金である旨と、住所以外のご連絡先もお書きください。
  158.  
  159.   銀行振込    第一勧業銀行池袋支店 普通2356544(名義:新居雅行)
  160.  
  161. お手数ですが、振り込んだこと、およびご連絡先を、こちらまで郵便や電子メールなどでご連絡いただければと思います。通帳に記載される名義と照会できるようにお願いします。
  162. いずれの方法でも、入金を確認した旨を御連絡差し上げますので、入金後に連絡がない場合はお問い合わせください。
  163.  
  164. ■クレジットカードによるお支払い
  165. JCB、VISA、Master、UCカードをご利用いただけます。こちらでのご送金は、私が勤めている会社(株式会社ローカス)より受け取ることになり、消費税込みの3090円をお支払いいただきます。(上記の金融機関を利用した方法では、私個人で入金を受け付けているので、消費税をお支払いいただく必要はありません。)クレジットカードでお支払いいただく場合は、はがき、手紙、電子メールなどで、次の項目をお知らせ下さい。
  166.  
  167. 名前(あるいは社名や部署など)/住所/電話番号/パソコン通信のID/クレジットカードの種類/カード番号/カードの有効期限/「Textologyの入金である」ということ
  168.  
  169. Textologyのご送金であることが判明した場合は、無条件に3090円の引き落とし手続きをとらせていただきます。ご理解下さるようお願いします。
  170.  
  171. ■NIFTY-Serveの送金代行サービスを利用する方法
  172. NIFTY-Serveの会員の方々は、NIFTY-Serveのシェアウエア送金代行システムをご利用してご送金することができます。「GO SWSOKIN」とコマンドを入力すれば、サービスを利用できます。こちらもご利用いただけます。SW番号は「0097」です。料金は、NIFTY-Serveの使用料に含まれて引き落としなどが行われます。
  173.  
  174. SW番号:0097
  175. 作 者:PFC02024  新居 雅行   
  176. 名 称:Textology
  177. 金 額:3000
  178. 補足説明:
  179. 【ソフト説明】マック上で、テキストファイルをMS-DOSのテキスト形式ないしは、逆に
  180.               DOSのテキストをマックのテキスト形式に変換します。システム7では、
  181.               ドラッグ&ドロップを使って変換できます。
  182. 【登録 FORUM】FMACUS 2番ライブラリ
  183. 【 サポート 】質問などは、電子メールないしは、FMACUSの電子会議室#12「Macintosh
  184.               のソフトQ[アプリケーション]」でお願いします。
  185.  
  186. なお、法人、ユーザーグループなど複数の使用権をまとめて処理していただける場合は、料金等を考慮させていただきますので、お気軽にご相談ください。また、請求書が必要だとか、支払方法についての御希望がありましたら、これについてもお気軽にご相談ください。基本的には上記の方法で受け付けますが、柔軟に対処したいと思います。
  187.  
  188. ●連絡先
  189. 電子メール
  190. 日経MIX/msyk
  191. PC-VAN/FVJ49252
  192. NIFTY-Serve/PFC02024
  193. AppleLink/LOCUS.DVJ
  194. (*)CompuServe/74520,2024
  195. (*)M&A NET/AV01181
  196. (*)はアクセス頻度が低いネットワークサービス
  197. 住所
  198. 〒101 東京都千代田区外神田6-1-4
  199. 神田ノーザンビル4F
  200. 株式会社ローカス
  201.  
  202. ●謝辞
  203. aboutダイアログの似顔絵は、イラストレータの木村菱治さんが描いてくれました。
  204. Textology制作段階で貴重な御意見をいただいた次の方々に感謝いたします。
  205. 岡本剛和さん、安藤正樹さん、安藤多津夫さん、岡良彰さん、六反田收さん
  206. PowerPC対応版の作成において、プログラムのデバッグをしていただいた日下部匡俊さんには、多大な協力をしていただきました。おかげで、PowerPC搭載マックを所持していないにもかかわらず、PowerPCネイティブ版を制作することができました。
  207.